小さいわが子へ、今度は元気な産声を聞かせてね

死産を乗り越え再びベビ待ち生活~妊娠生活の記録日記

36w3d、理想のくらし。

36w3d

 

 

今日は市役所と不動産屋へ行きました。

 

 

今住んでいる地域ではなくて、

次住みたいと思っている場所の市役所。

 

その地域に住む知り合いと一緒に。

 

 

 

そこは都内でも有数の保育園激戦区。

 

 

それは知っている。

 

 

両親フルタイムの共働きでも入所は難しく

待機児童300人以上いるような場所。

 

 

ダメもとで話を聞きにいったのだけれど、

求職中でしかも市外にお住まいですかと

半ば呆れられたような様子の対応で、

私は何も言い返すことはできませんでした。

 

 

 

 

そうですよね。

 

皆働きながら必死で保活してるんだから。

 

 

私なんかが・・・

 

 

 

 

 

なんでこんな社会なんだろうと悲しくなりますが、

何年たっても世の中のこの仕組みは変わらないようで。

 

諸先輩方が20年前に経験した状況と変わらず、

むしろ厳しくなっている様子。

 

 

 

 

 

申請の期限まであと1ヵ月もないけれど、

不動産の賃貸契約書があれば市民として申請は可能とのこと。

 

 

どうせ落ちるのに、

出産と重なるこの時期に慌てて引越しをすべきなんだろうか。

 

それとも、一応申請するだけで

認証には入りやすいとか、来年優遇されるとか、

何かメリットはあるのだろうか。

 

 

 

とりあえず、知り合いに不動産屋も一見紹介してもらい、

予算内の物件を2件内覧しました。

 

 

 

 

でもなんだかますますテンションが下がっていき…

 

 

 

今住んでいるのは埼玉の郊外なので

新築で広いリビングの2LDKに駐車場を付けて

しかも駅10分以内の物件でも10万以内で住めるんです。

 

 

しかし、月々同じ予算で都内で2部屋となると…

 

こうも落差があるのかと。

 

 

築40年ぐらい、

ほぼリフォームもされていない古い物件。

 

今の荷物は入らないんじゃないかと思える

収納スペースにキッチンスペース。

 

 

なんだか気分が滅入ってくる。

 

 

 

物件を選ぶとき、

そこに住むイメージが湧くとか、

入ったときの第一印象とか、

心躍るポイントがあるかとか、

そういうのって大事だと思ってる。

 

 

こんなこと、贅沢なんでしょうね。

 

 

どうしてもお金がなくて

生活レベルを下げるしかない状況に置かれることだって

あるかもしれないのに。

 

 

大変な思いして引越して、

我慢して生活するのかぁって。

 

 

子どもが生まれてしばらく

ほとんど一人で家にいるのに、

居心地が良くないなぁって思って生活するのかって。

 

住めば都なのかもしれないけど。

 

 

 

 

 

 

帰って旦那とも話した結果、

やっぱり落ちるだろう保育園申請のために

気の進まない引越しをするのはやめようと、

そうなりました。

 

 

子どものためになってなくて

私たち夫婦の身勝手なのかもしれないけど。

 

 

二人とも今の家を気にいっていて、

二人で出掛けて家に帰ってくるときの

マンションの前の綺麗に整備された植木と

エントランスの外灯の落ち着いた雰囲気を見ると

心が安らぐとともにウキウキした気分になるのです。

 

マイホームではないけれど、

そういう幸せな気分になれる瞬間が大好きで。

 

 

 

食費は節約しても、洋服なんて買えなくても、

旅行にも行けなくても、

日々のそういうささやかな幸せを感じられる生活がしたいなって。

 

 

 

そんな贅沢なことを思ってしまったんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旦那は今日も残業で11時半前の夕食。

 

余り物で簡単なご飯でゴメンね。

 

文句言わないで食べてくれてありがとう。

 

いつも頑張ってきてくれてありがとうね。